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ビブリア古書堂の事件手帖 第10話 江戸川乱歩・少年探偵団 ネタバレ



ビブリア古書堂の事件手帖 第10話 江戸川乱歩・少年探偵団 ネタバレ


篠川栞子(剛力彩芽)は、来城慶子(高樹澪)から「古書に関する特別な相談がある」と 呼び出しを受け、大輔(AKIRA)とともに、慶子の家を訪れる。
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しかし実際は、車椅子の慶子に代わって栞子と大輔を迎えたのは妹・邦代(松田美由紀)。 江戸川乱歩の古書コレクションで溢れかえる慶子の書庫。   そのコレクションは元々、今は亡き慶子の夫の物であるが、 あることを解決してくれれば、栞子に売っても良いと言う。 そしてそのあることとは、慶子の家にある巨大な金庫の暗号を解くことであった。

 

金庫を開けるためには、鍵、四桁のダイヤル番号、暗証番号の 3つが必要であると言う栞子。   そして栞子は大輔とともに井上太一郎(佐野史郎)が営む「ヒトリ書房」を訪ねる。 コレクションの中に、「ヒトリ書房」の値札のついた本があったためだ。 しかし栞子が慶子のことを尋ねても、店員の鹿山直美(横山めぐみ)だけが 微妙に反応を示すのみで、井上は「知らない」の一点張り。

直美のことが気にかかる大輔。そんな大輔に志田(高橋克実)は 直美が以前にも「ヒトリ書房」で働いていたことや、昨年のクリスマスに 事故死したばかりの実父・鹿山明(須永慶)は有名な政治学者であったことを 話す。 さらには藤波明生(鈴木浩介)によると、鹿山が亡くなる際に「1915」という ダイイングメッセージを残していたという。 そのことを聞いた栞子が顧客名簿を調べたところ、そこには鹿山明の名前が! しかもその住所は慶子の家のものではないか。

つまり、慶子の書庫にあった乱歩コレクションは、 鹿山明・・・すなわち直美の父親のものだったのだ! 栞子達はすぐに慶子たちの元を訪れた。 明が残した1915という数字。乱歩の探偵小説『火縄銃』が最初に書かれた年が 1915年であったことからも、金庫のダイヤルナンバーはこれで間違いないという栞子。 邦代はこの件で一気に栞子に心を許し、家の事情を栞子に打ち明ける。

慶子は明の妾であった。実は明は事故で亡くなる前から 余命宣告を受けていて、自分が死んだら金庫を開けるように慶子に 伝えていたのだという。 しかしその方法は教えてくれなかった。 どうしても気になった慶子は、明の長男・義彦に話を聞くが、 父に妾がいたということで憤慨されてしまい、話を聞くことは出来なかった。

・・・明は元々、推理小説家を目指していた。だが大学時代に学長の鹿山に気に入られ、 娘婿にと婿入りさせられたそう。明の父親が鹿山からの融資を受けていたため、 その縁談を断ることはどうしても出来なかったそうだ。 栞子は、この蔵書の中に少年探偵団シリーズが見当たらないことが気になっていた。 しかもグッズが飾られているショーケースの中には不自然な隙間もある。 栞子の推理では、その隙間には少年探偵手帳が飾られていたのではないかという。 しかし慶子たちの記憶は曖昧で、気がつけば無くなっていたのだという。

ところが翌日、義彦は慶子姉妹に明のコレクションは渡さないと言い出し、 1週間以内に家を出ていくように要求。 コレクションのことは知らない筈の義彦が、何故急にそんな事を 言い出したのか? 話を聞くため、栞子と大輔はすぐさま義彦と直美の元を訪ねます。 自分達は百科事典や伝記位しか読ませてもらえなかったのに、 乱歩のコレクションを隠し持っていたなんて信じられない。 父親に裏切られた、と怒り心頭の義彦。

そこで栞子は、本宅の明の本棚を見せてもらいますが、 やはりそこにも少年探偵団のシリーズは見当たらない。 では何故直美だけがシリーズを読んでいたのか? どうやら直美は幼い頃に井上の家に行って、少年探偵団シリーズを読ませて もらっていたのだそう。しかし母親に見つかり、井上のところへ行くのを 禁じられたのだそうだ。

では何故、別宅に乱歩のコレクションがあることを義彦が知り得たのか? その事を栞子が義彦に尋ねていると・・・

「久しぶりね、栞子」

そこには、栞子の母親智恵子(安田成美)がいた! なんとコレクションのことを義彦に話したのは智恵子だったのだ!! もちろん智恵子は金庫の事も知っていた。 智恵子は、笑顔で穏やかな表情をしているものの、何としても明のコレクションを 手に入れたい様子。 一方、明の手紙を見せて、金庫の中身は慶子のものだと 主張する栞子。 しかし智恵子は、贈り物が金庫の中にあるなんて記載はないため、 この手紙には法的な効力がないと断言してみせる。 言い返せない栞子・・・

そこで栞子と大輔は、再び鹿山家を訪れた。 約束の時間よりも早くに訪れた2人。なんと待っている風を装って 家の中を物色しだしたのだ。 しかしそこへ帰宅した直美が現れる。 すぐにクローゼットの中へ隠れる二人。 どうやら直美は、明の書斎で少年探偵団のシリーズを探すという話を井上から 聞いたよう。だがその時井上から、過去に井上が直美との結婚を許してほしいという 手紙を明に送ったこと、そしてそれが見つかると直美にも 迷惑がかかってしまうという話を聞き、直美はいてもたってもいられなかった様子。

そしてなんと直美は、ソファーの下にあった隠し収納スペースをあけだしたのだ! 思わず声が出る大輔。 直美はクローゼットに隠れていた2人に驚くが・・・。 そこへ井上がやってくる。 こんなことでもしなければ、鍵のありかが分からないと思ったからと、 井上が言い出した事だったよう。 秘密のスペースに隠されていたのは、少年探偵団シリーズ。 どうやら少年探偵団は、版を変える際に内容やタイトルの改訂が行われることが 多いシリーズだったようで・・・ 直美が好きだという「魔法人形」は、光文社版。 しかし、井上家にあるのはポプラ社版の「悪魔人形」。

栞子はこのことを聞き、この家のどこかに光文社版の本があると確信したという。 直美はここで父のコレクションをこっそりと読んでいたのではないのか? 夜中にソファーの下にこのシリーズを収めている父の姿を目撃した直美は、 それ以来ここでこっそりとこのシリーズ読んでいたのだという。 しかし栞子は、明は直美に気づかせる為、わざと音が聞こえる様にして 隠し場所を見せたのではないかという。 大事なコレクションを触られて気づかない筈もない。

そして、ソファーの中からはあの少年探偵手帳も発見される。 その中には「直美へ」という父の文字が・・・

「あなたしか知らないこの場所に、メッセージを残そうと考えた。 でも、いざ気持ちを言葉にしようとすると何も書けなくなってしまったんでしょう」

しかもどういうわけか、その手帳の名前の欄には『井上直美』と記載されている。 明は本当は、井上に手紙を書いたのではないのか。 認めてやりたかった結婚。しかし立場上、どうしてもそれが出来なかった。 その思いをこの名前に託したのではないのか。 まだ遅くはないからという栞子・・・

その時井上が、直美に話さなければならないことがあると言い出した。 ヒトリ書房の経営が危うい時に、なんと明がコレクションを譲ってくれたと 言うのだ。だから自分は愛人の慶子の存在も知っていた。 だけれどそのことを直美に伝える事はどうしても出来なかったと・・・。 だがそのことを智恵子がかぎつけていた。 智恵子は、慶子の事を直美に知られたくなければ鹿山を紹介しろと 井上に言ってきたという。 智恵子にだけは金庫の中身を奪われたくない。 だから今回は栞子に協力する事にしたのだという。 そして直美が、このソファーの中で鍵を見たからとケースを出してくる。 しかしなんと中身は空っぽ!! 栞子は、智恵子が先に鍵を持ち出したのだというが・・・・



ついに母と娘が再会しましたねーーー! 10年ぶりに会ったというのに、何の感動もないシビアなものでしたが・・ しっかし智恵子さん!怖すぎるよね! 人の家から勝手に鍵を持ち出すなんて、犯罪じゃないのか?? いやぁ、ラストは一体どうなるんでしょうか? 母と娘の勝利の軍配はどちらに!!?? お楽しみに★



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