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「ビブリア古書堂の事件手帖」第8話 たんぽぽ娘 ネタバレ



「ビブリア古書堂の事件手帖」第8話 たんぽぽ娘 ネタバレ


大輔(AKIRA)は、親の代からの付き合いであるという栞子(剛力彩芽) の幼馴染みで古書店店主の滝野蓮杖(柏原収史)を紹介される。 どうやら、本が読めないビブリアの新しい店員、大輔のことは 古書業界でも噂になっているらしく、滝野も大輔に興味を持っていた様子。 しかし帰り際、滝野は栞子に何故本も読めないような男を雇ったのかと尋ね、 うまくは言えないが大輔だからと答える栞子に、古本屋で働きたがっている 知人を紹介すると言い出す。

大輔よりはビブリアの為になる、と言う滝野だが、栞子にはもちろんそれを 承諾することは出来ない。
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翌日栞子と大輔は、古書交換会という市場にでかける。 元々今回は見送るつもりだった。 しかし常連客の吉見(大倉孝二)から『絶版本の良い本がない』と指摘され、 栞子は新しい本を仕入れに行くことを決めたのだ。 そこで、競争率の高い絶版小説に入札することにした栞子。 だが、ヒトリ文庫の店主・井上(佐野史郎)に最終的に競り負けてしまう。

しかし絶版本の入れ替えをして、何としても棚替えをしたい栞子は、 自分の家からロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』を持ち込んで 絶版文庫の棚に出すことにする。。 その相場は8000円。そのストーリーを聞かせて欲しいという大輔。 栞子と大輔が『たんぽぽ娘』の話をしていると、酷い怒りの形相で 井上が乗り込んでくる。 井上は「交換会」で自分が落札した『たんぽぽ娘』を返せ!と怒鳴り込んで 来たのだった。 彼は、欲しい本のためなら何だってする母親の娘だから、 犯人はお前しかないと、すっかり栞子を犯人扱いする。

栞子を庇う大輔に、井上は3日猶予を与えるから、その間に真犯人を探し出せと言う。 売り言葉に買い言葉で了承してしまう大輔。しかし3日間の間に犯人を 探し探し出なければ、栞子は犯罪者呼ばわりされ、ビブリアの評判はガタ落ち、 客足は遠ざかってしまうだろう。 そこで大輔と志田(高橋克実)は話を聞くために古書会館へ向かう。 するとバッタリ滝野と遭遇し、どうも『たんぽぽ娘』を出品したのは 滝野だったことが判明。しかし詳しい話は何も聞けなかった。

外部からの侵入はまず無理。 となると、犯人は関係者の中にいるということか?? そこで当日市場に来ていた古書店の人から手分けして話を聞くことにした大輔。 しかし、どれだけ探しても不審者などの目撃情報は見当たらない。 どうやら井上は、栞子の母親との因縁絡みで栞子の事も嫌っているよう。 それならば今回の事件は井上の自作自演? しかし井上はそんなことまでする人ではないと皆が言う。

また、なぜ栞子はこのタイミングで『たんぽぽ娘』を売りに出そうと思ったのか? 元々それは父親の物であった。 母親が失踪したあと、父親は何度もそれを読み直していたという。 黙って姿を消した母親を恨んでいたのだと思うという栞子。 そんな中、大輔はある古書店の人から棒があったという話を聞く。 (棒とは、出品はされたが買い手がない本の事。) そこで、棒となった本の出品書店を志田と大輔が調べに行くと、 ビブリア古書堂となっていた。 このことから真犯人が分かったという栞子は、店に井上を呼び出し、 事件の真相を語り聞かせる。

今回の事件の犯人は身内の者だと思ったことがそもそもの間違い。 そう、犯人はあの関係者の中で唯一皆に顔が割れていない大輔に成りすまし、 前日に会場に入ってきていたのだ! つまり犯人は、大輔が新人でまだ市場に行った事がないこと、 前日に市場には来ないと分かっていた人物。 それは、ここにいる者たちと・・・客!! なんと犯人はいつも絶版本を買いにきてくれる吉見だったのだ!! そこへ現れた吉見。 「たんぽぽ娘」を取り出した彼は、申し訳なかったと頭を下げた。

そう、吉見が先日ビブリアで購入した2冊の本の中にも『たんぽぽ娘』は 収録されていた。『たんぽぽ娘』に何か特別な思い入れがあるのか? 吉見は離婚をしていた。 10年前に働いていた古本屋で出会った元妻とは、その古本屋が潰れて以降 関係も悪化してしまったそう。 そして、家を出る時に処分した本の中に、2人の思い出の本である 『たんぽぽ娘』も紛れ込んでいた。

それを売りに出したのが、滝野の店であったよう。 すぐに電話んするが、既に市場に出された後だった。。 そこでビブリアに行き『たんぽぽ娘』を探したものの見つからず、 仕方なく『たんぽぽ娘』が収録されている別の本を2冊買ったよう。
「でもそのとき気付いたんです。私がホントに大事に思っていたのは、 あの本そのものだったということを。 『たんぽぽ娘』は、幸せだったころの妻との思い出がたくさん詰まった1冊でした。 ですから期待してしまったんです。本を取り戻せればあのころのように 戻れるんではないかと。しかし、結局何も変わりませんでした」

しかし吉見は、栞子の母親に申し訳ないと言い出した。 どうやら『たんぽぽ娘』は栞子の母親に薦められた本なのだそう。 母親が結婚するときに、父親にこれをを贈ったと言う話を聞き、 吉見もまた婚約者に贈る為にそれを買ったというだ。 複雑な表情を浮かべる栞子。 そして滝野も、吉見から電話がかかった際、面倒臭くなって、 もう市場に持って行ったと言ってしまったことを反省。
「あのとき、少しでも相手の気持ちを酌み取ってやれていたら、 こんなことに発展せずに済んだのにな」

そして吉見は、今回の件で大輔のことを認めてくれた様子。 嬉しそうな栞子。
「この本。篠川さんの お母さんがお父さんへ贈ったものだったんですね。 これはあくまで僕の想像なんですが。お父さんがこの本を何度も読み返したのって、 お母さんへの恨みからではなかったんじゃないんでしょうか? きっと お母さんを懐かしむためだったんですよ。 この本から分かることはそういうことだと思います。 誰にも買われなくてよかったですね」
そう言って栞子に戻してくれた『たんぽぽ娘』 栞子はそれをそっと抱きしめるのだった・・・。




女性よりも男性のほうが過去の恋に未練がましいとか よく言いますが、今回はまさにそれを絵に描いたようなストーリー でしたね。   佐野史郎に柏原収史とゲストも豪華だし!! 何気にチラッと、『サキ」に出ていた本田(岡田義徳)が登場した のにもビックリしたなぁ。 そう言えば、ビブリアの話の中に出てくる本が売れてるらしいですね! 確かに今回の『たんぽぽ娘』も実際に読んでみたくなったもんね! 復刻版が発売されるといいのにな・・・^^


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