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「ビブリア古書堂の事件手帖」 第9話 タヌキとワニとイヌが出てくる、絵本みたいな本 ネタバレ



「ビブリア古書堂の事件手帖」 第9話 タヌキとワニとイヌが出てくる、絵本みたいな本 ネタバレ

大輔(AKIRA)の勉強のため、定休日に古書店巡りをすることにした栞子(剛力彩芽)と大輔。 今日は、写真集専門の古書店を訪れた。ギャラリーもあるその店で2人が写真を見ていると、 高坂晶穂(矢田亜希子)という女性に「写真は好きか?」と声をかけられる。 とても驚く大輔。なんと晶穂は、大輔の高校時代の元恋人であったのだ。

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気まずいながらも栞子に晶穂を紹介する大輔。 カメラマンをしている晶穂は、今最も勢いのあるカメラマン・野上司(望月章男)と 共にこの店で写真展を開いているのだという。 一方栞子が、祖父の代から続く古書店を営んでいる話をすると、 晶穂は栞子に「タヌキの絵本」を探して欲しいと頼む。 作者もタイトルすらも覚えてはいないが、物語の舞台は海外で、タヌキなど 色々な動物が登場し、みんなで1つの家を建てる話だったという。 晶穂が覚えているだけの話をすると、栞子は知っている話のような気もするが、 詳しいことは分からないと答える。

数日後、「ビブリア古書堂」を晶穂が訪ねてくる。「タヌキの絵本」の話に サイとワニ、それから成績の悪い男の子も出てきたことを思い出したので それを伝えに来たのだという。 しかしその事を聞いたところで、栞子はまるで何も思い出せなかった。 困り果てた晶穂は、あとは実家で探すしかないが、母親(かとうかず子)と 仲が悪くなるべくなら会いたくないので、栞子にもついて来て欲しいと頼む。 晶穂が本を探す理由には特別な事情があると感じた栞子は、それを承諾する。

早速晶穂と共に、晶穂の実家に向かう栞子と大輔。 家の前には、「なかよしの家」と書かれた古い札の掲げられた犬小屋があった。 それは昔飼っていた犬の小屋で、「なかよしの家」とは、例の絵本の中に出てきた タヌキたちが作った家の名前からとったのだそう。 出迎えた晶穂の母親ミズエは、
「カメラマンって随分くたびれてるのね。見るからに栄養不足の顔だわ。」
等と早速晶穂に嫌味を言いだす始末。 また、栞子たちがミズエに絵本の話を聞いても覚えてないという。 それどころか、栞子たちが古書店の店員だと聞いて、家にある本を 買い取って欲しいとまで言い出したのだ! しかし、本棚の中の4冊だけは売らずに置いておくという。

結局、探していた絵本は見つからなかった。 大輔は、母親との関係がうまくいかないことを嘆く晶穂を見て、 親子関係が上手くいかなくなった理由は、晶穂がカメラマンになる事を ミズホに反対されたことにあったのではないかと思いつく。 晶穂は、それを1人で何とかしようとしているのではないか? 晶穂には絵本探しだけではなく、他に何か気づいて欲しいことが あるのではないか?

しかし翌日、もう絵本は探さなくていいという電話が晶穂からかかってくる。 それでも探してあげたいという大輔は、栞子からのアドバイスで、 絵本の多い海浜図書館にも足を向ける。 しかし結局は見つけることは出来なかった。 そして大輔は、昨日の査定金額を届けにミズホの家を訪れる。 だがその時ミズホは、晶穂が絵本にちなんで名付けた 犬小屋のことを「友達の家」と呼んだのだ。 その上、犬にトービクと名付けた事も、下らないとバカにした様子。 ミズホは晶穂に感心がないと感じる大輔。 だがその事を大輔から聞いた栞子の中で 何かを思いついた様子。

翌日ビブリアを訪れた晶穂に、栞子はまず「チェブラーシカ」のDVDを見せた。 その物語の中でチェブラーシカは、1人ぼっちの者達が集まれる「友だちの家」を 作るのだという。 だがチェブラーシカはたぬきではない。 しかし、その次に見せた「チェブラーシカとなかまたち」のイラストには、 なんと晶穂が覚えていたタヌキがいた! そう、これがチェブラーシカの原作本であったのだ。

キャラクターが変わったりしたことで、栞子はこの本のことを咄嗟に 思い出せなかった。しかも栞子は、実際にこの本を読んだことはなく 映画を見た弟から話を聞いことしかなかったそう。 人から話を聞いただけで、この本を見つけた栞子のことを感心する晶穂。 しかし栞子がこの本のことを思い出したきっかけは、ミズエが言った 「友達の家」という言葉だったそう。 「なかよしの家」と間違えたその言葉は、なんとDVDの中では「友達の家」に 変更されていたのだ。

つまりミズエは、映画の「チェブラーシカ」を見たということ。 何故ミズエは映画を見たのか? 絵本を探していたのだ。 栞子たちの話を聞いて、絵本を探そうとしたミズエ。 しかし見つからずに書店で問い合わせたところ、DVDのことを 教えられたのではないか。

「あり得ないよ。あの人は私に何の興味もないの。そんなこと、絶対にあり得ない。 あの人が絵本、探すわけないよ」

と晶穂はいうが、栞子はそうではないという。

「お母さまはお母さまなりの方法で、晶穂さんのことを 分かろうとしていらっしゃるんです」

買取の時に大輔がミズエから借りたメモを繋ぎ合わせてみたという栞子。 そこには、晶穂の写真展の場所が記されていたという。 しかもミズエは、晶穂の写真展に行ったというのだ。 買取から除外した4冊の本は、晶穂がまだアシスタントの頃に参加した写真集。 ・・・ミズエは、ずっと晶穂を見ていたのだ。

それでは、晶穂が絵本を探していた理由は何だったのか? パンを食べない晶穂。 コーヒーも飲まなくなった。 そう、晶穂は実は妊娠をしたいたのだ。 父親は写真家の野上。 しかし彼は、今が写真家としての最盛期で、これからベルリンで 大業を成し遂げようとしている時。

晶穂は野上の邪魔をしたくなかった。 しかし1人で子供を育てるとなれば、自分と同じように子供にも寂しい思いを させてしまう。子供にそんな思いをさせる位なら、産まない方が良いのだ・・・

「私みたいな子、増やしたくない。あの人みたいな母親になるのが怖い」

「親子だからって分かり合えるわけじゃない。以前、そんなふうにおっしゃっていましたね。 私も 同感です。でも、母と娘だからこそ、分かり合えることもあるんじゃないでしょうか?」

嫌味を言っている様に見えて、実はミズエは晶穂の体調を気遣っていたのだ。 でも素直じゃないから、あんな言い方しか出来なかった。 恐らくミズエは、晶穂の妊娠のことを知っているのだろう。 娘の身体を心配したミズエは、晶穂と話をする為、荷物を処分するという 口実で電話をかけた。 しかしいざ娘を前にすると、話をどう切り出せば良いのかも分からず しかも栞子達がいたこともあり、あんな言い方しか出来なかったのだ。

しかも昨晩、ミズエは栞子に電話をいれていたという。 自分の代わりに晶穂と話をして、身体の調子を伺って欲しいと言ってきたのだそう。 するとそこへミズエが入ってきた。 迷うくらいなら、子供なんて産むなというミズエ。 あなたがそんなだから、と反論する晶穂。 しばらく2人の口論が続き・・・最終的に晶穂は赤ちゃんを産むことを決心する。

そんな娘の様子に、内心ホッとしたような様子のミズエ。。 そしてミズエは帰り際、最後に晶穂に向かってこう告げる。

「今度また家に寄りなさい。 これから先のこと、色々話し合わなきゃならないんだから」

その言葉に泣き崩れる晶穂。 母娘の絆が、蘇った瞬間だった。 その後、晶穂は無事に野上からプロポーズを受けたよう。 ミズホもとても喜んでいるという話を聞き、嬉しそうな大輔。
「親子ってのは、どっか深いところでちゃ~んと繋がってる。 俺はそう思うよ」

志田(高橋克実)のその言葉に、母親の写真を見返す栞子。 だが、やはりそう簡単には忘れられなかったのか 思わずファイルをそっと閉じてしまうのだった・・・。


うーん、こちらの母娘間のの確執もなかなか深いようですねー! でも、次回は栞子と母親の対決になりそう!? 栞子の母親が消えた真相は?そして何故今戻ってきたのか? 次週をお楽しみに~♪♪

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