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「せどり屋」の志田肇(高橋克実)は、栞子(剛力彩芽)に「小山清の『落ち穂拾ひ』が 盗まれた」と話す。 その本は、それほど高価な値がつくものではなく、持ち去ったと考えられる 女子高生(水野絵梨奈)が興味を抱きそうな内容でもなかった。
ビブリア古書堂の事件手帖 第2話を動画で観る！本が盗まれた際、志田は「せどり屋」仲間の笠井菊哉(田中圭)と待ち合わせを しいていた。途中腹痛で自転車を離れたのだが、その隙に女子高生が志田の自転車と ぶつかって転んでおり、その間に本がなくなっていたのだ。 五浦大輔(AKIRA)は、その女子高生のことをより詳しく見ていた笠井を 呼び出し、その時の様子を聞く。
笠井は、女子高生から「ハサミを貸してくれ」と言われたので貸したが、 戻ってきたハサミには水滴が付いていたこと、その後女子高生は走ってバス停まで 行ったが、そのバスには乗らなかったことを話す。 大輔からそのことを聞いた栞子は、その女子高生は「落ち穂拾い」を読みたくて 盗んだわけではないが、それはどうしてもその本でなくてはダメだったんだと言う。
そして、女子高生はバス停にいた男子高生に会うために走っていったのでは ないかと栞子が言うので、本が盗まれた時と同じ時刻に大輔はそのバス停に行く。 そして大輔はバス停にいた男子高生・西野に女子高生の事を尋ねた。 すると西野は、「小菅奈緒」という女子高生の携帯番号とメルアドを教えてくれた。 そしてその日は、奈緒に誕生日のお祝いを言われたが、「お前になんて言われたくない」と 言い突き放したことも話した。
また、偶然大輔と出会った志田は、「落ち穂拾ひ」の内容や、 その小説を持ち歩いていた経緯を大輔に話した。 「何度も何度も繰り返し読んでいくうちに、意味合いが少しずつ変わっていった。 なんていうか、いつしかその本が、自分が生きてきたそれまでの人生の象徴って言うか、 幸せな生活が確かにそこにあったんだっていう事を確認できる唯一の証みたいに なっていったんだよ。俺にとっては代わりのきかないお守りだったって事よ。 だから同じ本を買ったところで、それは全くの別物。 何の意味もねぇんだよ。神様がそろそろ過去を引きずるのを止めて前へ進めって 言っているのかもしれないな」と…
大輔は奈緒の携帯に電話をし、約束をとりつけたが、 奈緒は待ち合わせ場所には来なかった。 しかし次の日、「ビブリア古書堂」に奈緒が現れたため、 大輔は本を返すようにお願いをする。 しかし奈緒は、本のことなんて知らないと突っぱねた。 何も分かってないくせに！と怒る奈緒に、何があったのかは大体分かると、 栞子はことの経緯を語り出した。
あの日奈緒は、男子高生の為に誕生日プレゼントを作っていた。 それは手作りのお菓子で、ハサミについていた水滴は保冷剤。 えんじ色の飾りのついたラッピングをしていたのだが、自転車にぶつかった際に 飾りが取れてしまった。だから「落ち穂拾ひ」についていた「スピン（栞紐）」を ハサミで切り取って、飾りを改めて固定するのに使ったのではないか？
まるで現場を見ていたかの様な推理に驚きを隠せない奈緒。 しかし奈緒は「今は返せない。返せないものは返せないんだよ！」と言って 帰ってしまう。 でも栞子は、奈緒はまた戻ってくるから大丈夫だと言う。 そしてその夜、奈緒は｢ビブリア古書堂｣を訪れ、志田を呼び出した。 何故栞子は、奈緒は戻ってくることが分かったのか？ それは、奈緒が「今は返せない」と言ったから。 奈緒はあの本を読んでいる途中だったからだ。
奈緒は志田に謝り、お詫びの気持ちだと言って『落ち穂拾ひ』の内容と同じ 耳かきと爪切りをプレゼントする。 そして奈緒は「この話って願望全開だよね。こんな女いねぇよ。でも、願望だって 分かってて敢えて書いてる。それがハッキリしているから良い話なのかな、って思った」 と話す。
すると志田はこう話した。 「可哀想にな。こんなことまでして頑張ったのに、プレゼント受け取って もらえなかったんだろ。アンタは気持ちを踏みにじられて傷ついた。 それは間違えない事だ。もしよかったら俺に話してみないか。 誰かに話すだけで気が楽になるってこともある。ほら『落ち穂拾ひ』にもあっただろ、 『何かの役に立つということを抜きにして、僕たちがお互いに必要とし合う 間柄になれたら、どんなに良い事だろう』ってな。甘い言葉だけど、 胸にしみる言葉じゃないか」と… 志田の言葉に、奈緒は大粒の涙を流した。
志田と奈緒の様子を見守る大輔と栞子。 そして大輔は栞子に「『落ち穂拾ひ』が志田さんにとって特別な本だと聞いて、 もしかして僕にとっての『それから』と一緒なのかなって思ったんです。 だとしたら、失ってしまうのはあまりにも悲しいし、どうにか取り戻してあげたいって 思ったんです。篠川さん、古い本が好きだって言いましたよね。 中に書かれている物語だけじゃなく、本そのものに物語があるって。 なんとなくその意味が分かったような気がします。まぁ、僕は本は読めないですけど」 と言い・・・
第2話、いかがでしたでしょうか？ 栞子の推理は相変わらずすごいですね！ スピン（栞紐）の長さからラッピングの事を思いつくなんて、 栞子じゃないと出来ないと思いますｗ。 それに、男子高生ひどいよー！どうせ振るにしても、 もうちょっと言いようってもんがあるでしょうに… このブログを読んで下さっている男性の方々、女性を振る時には もう少しデリカシーを！！お願いいますｗ。
しかし、どうもいまいち盛り上がりにかける様な気がしたのは私だけでしょうか？ そこが逆にこのドラマの良いところなのかしら？ 柔らかい雰囲気で、いかにも泣かせます！！ってしてないところが… 栞子の母親の話が出た時に、気まずい雰囲気が流れていたのが 気になるポイントですかね。 さて、来週はどんなお話になるんでしょうか？
ビブリア古書堂の事件手帖 第1話の内容・動画はこちらから★
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