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「ビブリア古書堂の事件手帖」 第4話 春と修羅 ネタバレ



「ビブリア古書堂の事件手帖」 第4話 春と修羅 ネタバレ


「宅買い」という本の出張買い取りに向かう篠川栞子(剛力彩芽)と 五浦大輔(AKIRA)。

依頼者の玉岡聡子(森口瑤子)は、今度マンションに引越しするので 他界した父親の蔵書を処分しようとビブリアに依頼したという。 蔵書の中には貴重なものも沢山含まれていて、栞子は密かに心躍らす。

聡子はそんな栞子に、買い取りとは別に 父親の書斎から宮沢賢治の『春と修羅』の初版本を盗んだ犯人を 捜して欲しいと依頼する。

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父親は『春と修羅』の初版本を2冊持っていたが、 盗まれたのは、汚れて状態の悪い本の方。 聡子が本が盗まれた事に気づいたのは 昨夜、遺産のことで文句を言いにきた兄・一郎と姉・小百合が 帰宅して直ぐのことだった。

2人が訪ねてくる少し前に、書斎にその本があることを確認していた 聡子は、2人に電話で話を聞いてみたのだが、2人とも犯行を 否定しているという。 しかしその本が置いてあったのは、鍵がかかった部屋なので 外部犯には無理な犯行。 しかも2人は、それぞれ1回ずつ席を立ったという。
栞子はそのことを聞いて、2人の服装について尋ねる。

栞子と大輔が「ビブリア古書堂」に帰ると、そこに疲れ切った様子の 志田肇(高橋克実)がいた。 志田は先日、仕入れた古書すべてを酔った勢いで1000円で売って しまったのだという。

翌日、栞子と大輔はまず一郎の元を訪れた。 しかし栞子は一郎は犯人ではないと言う。 では、姉の小百合が犯人?・・・ その後小百合とは 甘味処で待ち合わせをした。

しかしそこに現れたのは、小百合の息子・昴(今井悠貴)だった。 小百合の頼みでやってきたという昴は、栞子と大輔を自宅へと連れて行き、 犯人は『春と修羅』だけでなく、何故池波正太郎「錯乱」や、 中原 中也の 「在りし日の歌」など価値のある本を盗まなかったのかと 言い出した。

その時帰って来た小百合に話を聞くと・・・ 聡子の家で席を外したのは、昴へ電話していたからだという。 証拠の着信履歴も残っている。
では一体誰が本を盗んだのか?

帰り道で志田と遭遇した栞子と大輔。 志田の懸命な捜査の結果、どうやら志田が酔って本を売ったのは 聡子であることが分かったのだという。

聡子の家に伺い、本を買い戻す三人。 そしてその時、志田が取り戻した本の中身を見た栞子と大輔は、 ある本を見て固まる。 「本を盗んだ犯人が分かりました!!」

そして、ビブリア古書堂に呼ばれたのは小百合の息子・昴。 そう。栞子たちが訪問した際、昴は最初から盗まれた本が 「春と修羅」だと知っていたのだ。 それに加え、昴が口にした池波正太郎の『錯乱』は、一昨日聡子が 志田から買ったもので、一昨日以降に書斎に入った人にしか分からないはず。

それに、聡子の家までは車なら15分はかかる道なのだが、 徒歩だと近道があり、そこを通れば5分で行けるという。 本を盗んだ後に、小百合からの電話に出ることは十分可能な時間なのだ。 全てを明かされ、落ち込む昴。 しかし昴は、盗んだんじゃない、守っただけだと言う。

昴にとって、あの汚れた「春と修羅」は祖父との思い出の本なのだ。 昴はいじめられていた。 しかし祖父に『春と修羅』の「あてにするものはあてにならない。」 という一節を教えてもらい、いじめのことを気にしてる自分がバカバカしくしくなった。 なったという。

また、この本には秘密があると、謎賭けをしてくれた祖父。 それもあって、何度も読み返した本だという。 だから昴にとっても、この本は特別な本だったのだ。 だが、聡子たちが本を売るといっていた話を聞いたので、 本を守ろうとしたのだ。 すみませんでした、と栞子に本を返す昴。 しかしその時、その本を見た栞子は驚きの表情を見せる。

祖父が言っていた本の謎とは? 答えを告げずに逝ってしまった祖父。 だが、最後に祖父はヒントを残したというのだ。 「テナルディエ軍曹に気をつけろ」

結局昴は謎は解けなかったが、祖父はご褒美の絵を聡子に託していて、 昴はそれを葬式の後に受け取ったのだという。 その絵は昴が生まれた日に描かれたものだというのだが、 その絵を見て驚く栞子・・・

ビブリア古書堂に戻った大輔・栞子。 しかし栞子は事件はまだ解決していないという。 そのときビブリア古書堂に聡子がやってくる。 『春と修羅』を聡子に渡そうとはしない栞子。 なぜ聡子の父は状態の悪い汚い本を手に入れたのか? それは、この汚い本の方がはるかに希少価値が高いからだと栞子はいう。

『春と修羅』は宮沢賢治の意に反し、詩集として出版された。 そのため宮沢賢治は背表紙の上にかかれた“詩集”の字を消していた というのだ。 そして、聡子が持つ『春と修羅』も詩集の字は消されていて、 中の文章には書き込みがある。
そう、この本は宮沢賢治直筆の手入れ本であったのだ!!

栞子は更に、この本を本当に継ぐべきだったのは、 昴だったのではないかと言う。 聡子は遺言書がないのをいいことに、それを自分のものに しようとしたのではないのか?

憶測だと聡子は反論する。 だが、栞子には分かっていた。 昴がご褒美だと聡子から貰った絵。 その絵には鶴岡八幡宮が描かれていた。

だがそこには、鶴岡八幡宮のシンボルマークである大イチョウの樹の 絵が描かれていなかった。 鶴岡八幡宮の大イチョウが台風により折れてしまったのは2010年 だから、あの絵が描かれたのはそれ以降だということ。 つまり、昴が生まれた年に描かれたものではない。

聡子の父が昴にご褒美としてあげたかったのは 本当は『春と修羅』だったのではないか?

「テナルディ軍曹に気をつけろ」

聡子の父は、聡子がテナルディ軍曹のように本を奪うことを 予想していたから、そう言い残したのではないか?

聡子の父は聡子と昴の不仲を悲しんでいた。 昴にこの謎解きをさせることで、聡子と昴が交流する機会を わざとつくったのではないか。 いつまでも2人でこの本を大事にしてほしかったから・・・ 栞子がそう言うと、聡子は本を受け取り涙を流した・・・

聡子が帰った後、栞子は大輔をまた巻き込んでしまったと謝罪する。 そして、「例えばですけど。もし私が困っていたら助けてくれますか?」 と意味深な言葉を口にするのだった。 今は例え話だという栞子だが、そんな栞子達を見ていた 男の影が・・・!




最後の男の影は一体誰なんでしょう? 栞子にはやはり何か秘密があるのかな? しっかし蔵書って100万円とかするんですね! 本が1冊盗まれたくらいで大袈裟な!なんて思ってたけど、 そりゃあ100万円が盗まれたら警察沙汰ですわ。笑 ていうか、そうなると宮沢賢治の手入れ本なんて 一体いくら価値があるっていうんでしょう! (なんて、そんないやらしいことばかり考えてしまう私なのでした。笑)


ビブリア古書堂の事件手帖 第3話のあらすじ・動画を観る★



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