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「ビブリア古書堂の事件手帖」 第5話 時計じかけのオレンジ ネタバレ



「ビブリア古書堂の事件手帖」 第5話 時計じかけのオレンジ ネタバレ


書籍を寄贈するため、篠川栞子(剛力彩芽)は聖桜女学館を訪れる。 栞子は図書委員の田辺美鈴(生田絵梨花)に迎えられ、書籍の搬入も 美鈴が手伝ってくれる。 教員の杉浦(阿南敦子)により書籍が選別されるが、その内の数冊は 「中学生にはふさわしくない」と言って返されてしまう。

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評価の高い文学書だと言っても、先日もアントニイ・バージェスの 『時計じかけのオレンジ』を読んだせいで、学校批判のような 感想文を書いた生徒が居たといい取り合ってはくれない。

その頃「ビブリア古書堂」には小菅奈緒(水野絵梨奈)が訪れていた。 志田肇(高橋克実)に借りた本を返しに来た奈緒だが、どこか落ち込んでいる 様子なので、志田は気になりワケを尋ねる。 するとなんと、奈緒の自慢の妹の結衣(森迫永依)が万引きを侵し、 そのせいで学校を停学になっているというのだ。 さらにはアントニイ・バージェスの『時計じかけのオレンジ』の 読書感想文に、学校批判のようなことを書いて、親が学校に呼び出されて しまったというのだ。

そこへ栞子が帰ってくる。志田たちから話を聞いた栞子は、 結衣は万引きはしたかもしれないが、それを換金はしていないと言う。 万引きした店で、結衣の姿は後姿しか目撃されていない。しかし結衣が 自ら名乗り出たため、結衣が犯人ということになっただけ。 それに、結衣が万引きしたとされるCD8枚を換金しにいったところで、 店側は盗品の可能性を考え、危険な取引はしないだろうというのだ。 さらには結衣は潔癖症ではないかという話を聞いた栞子は 皆に宣言する。

「妹さんは、万引きなんかしてないかもしれません」

結衣を呼び出した栞子は、感想文について話を始めた。
「あなたは感想文の最初にこう書いています。 『この本を 読み終わって私は すぐにベートーベンの 『第九交響曲』を聞いた』 これは 最終章で主人公のアレックスがベートーベンを聴いていたから、 あなたも聴きたくなったということですか?確かにあのラストはよかったですね」 結衣「ええ。 とても怖くてすてきな文章だと思いました」 栞子「嘘ですね。あなたは嘘をついています。それは、あの感想文を書いた人は、 本当の意味で『時計じかけのオレンジ』を読んでいないからです」

と言うのも、『時計じかけのオレンジ』は新版と旧版で、装丁も内容も 違うという!! 1962年出版のオリジナル版は、翻訳後1971年に出版された。 この旧版は主人公が悪人に戻るところで終わっている。 しかし2008年の新版にはその後のストーリーがある。 実はこの新版こそがオリジナルと同じ、いわば完全版であり、 現在は完全版しか手に入れることが出来ない。

なのに結衣の感想文は、主人公が悪人に戻った時の話で完結している。 つまり旧版の話を読んだ人が書いた感想文なのだ。 考えられる理由は、結衣が他人が書いた感想文を書き写したということ。 実際、結衣は先に感想文を読み、それから本に興味を持った。 しかし感想文がどうしても書けずに他人の感想文を写してしまった。 さらに栞子は、美鈴と結衣が本当の友達ではないことを見抜く。 潔癖症の結衣が、他人と一緒に古本屋に行くはずがないと言う。

実は万引きをしたのは美鈴で、結衣は身代わりになっていたのだ。 結衣が書いた感想文の元となったものをたまたま見つけた美鈴は、 そのことをを黙ってる代わりに、結衣に万引きの罪を被ってもらうよう 取り引きをしたというのが事実。 結衣は、姉の奈緒が最近本をよく読むようになったので 姉は本屋の男と付き合いだしたのだと思った。

いつも姉の周りには人が集まり、注目される。 そのことを結衣はずっと羨ましく思っていた。 唯一姉に勝てることが・・・勉強。 だから、自分より姉が本に詳しくなっていくのが悔しかった。 これからどうしたら良いのか、と問う奈緒に、 栞子は自分のしたことの責任を負うようにアドバイスをする。

姉妹が帰った後、栞子は大輔(AKIRA)に謝らなければいけないと 話を切り出す。 実は、結衣が写した感想文は栞子が書いたものだったのだ。 感想文を読んだ大輔や藤波たちが、筆者の事を悪く言うので、 自分が書いた物だと切り出せなかったのだ。

大輔は驚きながらも、完全版の方の感想を聞かせて欲しいとねだる。 栞子は微笑み、続きの話を聞かせるのだった・・・。 数日後、雨の中栞子は得意先に本を1人で届けに向かう。 階段に差し掛かると、栞子の前に一人の男が! 男は栞子を階段から蹴落とした…!




ラスト、びっくりしましたね! ここまでのビブリアは、最近のドラマにしてはえげつなくない。 と言うか・・・全体的にほんわかした感じのドラマでしたが ラストで一気にミステリーって感じが出て来ました!
あの男は一体何者? あと、栞子のお母さんの謎もかなり気になるところです。 もしかしてあの男はお母さんと関係が?

うーん、来週を楽しみに待ちたいと思います!

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